手話通訳士

障がいを持つ方々の社会進出が進み、バリアフリーの認識が高まる中、街中で聴覚・言語障がい者向けに、手話や筆談のサービスをよく見かけるようになりました。

テレビのニュースや政見放送などでも、手話通訳を採用している番組がありますね。

このお仕事って、どんな人がやっているの?

興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。

 

手話通訳の仕事自体に資格は不要ですが、専門的な分野で手話通訳をするには、資格が必須条件となることもあります。

1989年より「手話通訳技能認定試験」に合格した人には、厚生労働大臣認定の資格「手話通訳士」の資格が与えられます。

 

活躍の場は学校や企業など、また行政関係の窓口で手話通訳士を必要とすることも多く、自治体で手話通訳士を雇用する自治体も出てきました。

聴覚障がい者の社会進出が増えている今、手話通訳士の活躍の場も今後ますます増えていき、将来性がある資格と言えそうです。

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手話通訳士に向いてるのはこんな人

手話をする人

手話通訳士に向いているのはコミュニケーション好きで思いやりのあるタイプ

では、どんな人が手話通訳士に向いているのでしょうか。

 

・コミュニケーション能力が高く、かつ好きな人

手話で会話するのと手話で通訳するのは全く違います。

バイリンガルなら誰でも優秀な通訳者というわけではないのと同じですね。

表面的な指示に従うだけでなく、相手が何を伝えたいのか、何を望んでいるのかをしっかりと把握し、的確な通訳をするためには、

高いコミュニケーション能力は不可欠です。

そして何よりも、コミュニケーション好きであることが重要です。

 

・思いやりがあり、人を気遣うことが得意な人

手話通訳はいろいろな方と接する機会があります。

性格も障がいの度合いも様々です。相手の立場や気持ちを考えて行動できる人が望ましいでしょう。

「人の役に立ちたい」、「喜んでほしい」と心から思える人は、仕事に大きな喜びを感じることができるはずです。

 

・社会貢献、福祉に興味がある、または関連職についている人

コミュニケーションの相手を知る為に、障がい者を取り巻く環境や状況などを理解することも、手話通訳を行う上で重要です。

この点で、福祉全般に興味を持っている人は向いています。

福祉施設などでは、職員として手話通訳以外の仕事と兼務する人もいます。

 

・臨機応変に柔軟な対応ができる人

手話通訳の現場では、想定外のこともよく起こります。予定が急に変わったり、会話があらぬ方向に進んでいったり。そんな時でも、冷静かつ柔軟な対応が求められます。

 

・勉強熱心な人

手話通訳の仕事には、幅広い教養と知識が要求されます。

自分のよく知らない分野の会話に対応することもあるでしょう。

常に、勉強し準備をする姿勢が大切です。

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手話通訳士の多数は本職との兼業をしている

手話通訳士の副業

需要が高まっているとはいえ、依頼頻度と報酬を考えると、手話通訳のみを専業としてやっていくのは、難しいのが現状です。

 

福祉施設や介護施設に勤務しながら、日常的に聴覚障がい者と接している人は、業務に必要な技術として資格を取る人もいます。

 

また、別の仕事をしながら自治体などに手話通訳士として登録し、ボランティアとして経験を積んでいる方もいます。

 

手話通訳士を目指す人の試験対策法とは!?

試験対策

試験は年1回、実技試験もあるので独学は難しい

手話通訳士の試験は、年に1回、東京、大阪、熊本で実地されています。

筆記試験と実技試験があり、20歳以上であればだれでも受けられますが、合格率は1020%と、狭き門です。

 

実技試験があるため独学は難しく、専門学校に通うか、

働きながら資格取得を目指す場合は通信教育があります。

医療機関や福祉施設などで働きながら実務経験を積むことも有効でしょう。

手話通訳者全国統一試験を受けて自治体に登録し、ボランティアで経験を積むこともお勧めできます。

民間資格の検定試験を先に受けてみるのもよいでしょう。

まとめ

手話

 手話通訳士は、将来性のある資格

〇 向いているのは、コミュニケーション好きで、人の役に立ちたいという思いの強いタイプの人

〇 専業にするのは難しい。最初は兼業やボランティアで経験を積むことも

〇 試験は筆記と実技。独学は難しく、専門学校や通信教育を利用

 

今後ますます需要が高まりそうな「手話通訳士」の資格。

人に喜ばれる職業につけることは、大きな幸せですね。

きっと、やりがいのある仕事になることでしょう。

狭き門ではありますが、興味のある方は、是非チャレンジしてみてください。

 

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